ニューラル機械翻訳(NMT)は文全体を見て翻訳を行うため、前後の単語によって訳語が変わることがあります。
ユーザ辞書に登録することで一定の訳語統一が図れますが、あまり一般的な名詞を登録すると文全体の精度がかえって悪化したり、意図せず部分的に当たってしまう可能性が高くなるため、用語の選定に注意が必要です。
翻訳しやすい原文の作り方は、以下のリンクに記載しているので、併せてご確認ください。
また、1つの文章の途中に、下記の改行記号や表記が含まれると文区切りされているとみなされ、うまく翻訳できない場合があります。
日本語→英語の場合
- 水平タブ
- 2つ以上連続した空白、改行
- WORD, PowerPoint, PDFファイルの場合は、改行1つで文章が分割されたとみなされます。ただし、括弧内の改行は文の分割(文区切り)とみなされません。
- 「.」「。」「!」「?」「.!?」
例外:既に登録されている単語内の文字である場合(モーニング娘。など)、小数点と判断されたピリオド) - Excelファイルの場合は、セル内での改行(Windows: Alt+Enter, macOS: Opt+Enter)1つで文章が分割されたとみなされます。また、括弧内の改行も文の分割とみなされます。
英語→日本語の場合
- 水平タブ
- 3つ以上連続した空白、2つ以上の連続した改行
- WORD, PowerPoint, PDFファイルの場合は、改行1つで文章が分割されたとみなされます。ただし、括弧内の改行は文の分割(文区切り)とみなされません。
- 「.!?」
例外:既に登録されている単語内の文字である場合(Jr., a.m., Jan.など)、小数点と判断されたピリオド -
Excelファイルの場合は、セル内での改行(Windows: Alt+Enter, macOS: Opt+Enter)1つで文章が分割されたとみなされます。また、括弧内の改行も文の分割とみなされます。
また、以下の例のように、文の体裁を整える(レイアウト調整の)ために文の途中に入れた改行([Shift +Enter]を含む)も同様に文区切りとみなされます。
上記を削除したり、調整したりしてお試しください。