ユーザ管理画面でユーザをエクスポートすると、作成したユーザをユーザデータファイルとしてコンピューター上に保存できます。このユーザデータファイルを編集し、ユーザ管理画面でインポートすることでユーザを追加・変更または削除することができます。
⮊ インポート方法の種類(差分インポート、全件インポート)
⮊ ユーザデータファイルのフォーマット
インポート方法の種類(差分インポート、全件インポート)
インポート方法は、2種類あります。
- 差分インポート
インポート時にユーザデータファイルに記述されたユーザを「追加・変更」するか「削除」するかを指定します。ユーザデータファイルに記述されていないユーザが変更・削除されることはありません。 - 全件インポート
ユーザデータファイルに記述されたユーザと一致するように追加・変更・削除します。ユーザデータファイルに記述されていないユーザが削除されることに注意してください。
- メモ
- いずれの方法でも管理者ユーザの追加、変更または削除はできません。
ユーザデータファイルのフォーマット
エクスポートしたユーザデータファイルを編集したり、コンピューター上でユーザデータファイルを作成したりする場合には、以下の説明に従って作成してください。
ユーザデータファイルは、2種類あります。
- タブ区切りテキスト形式(.tsv)
文字コード:UTF-8またはShift_JIS、改行コード:CRLF
- メモ
- 図中の<TAB>および前後のスペースは、実際はひとつのタブ文字に相当します。
- メモ
- Excel CSV形式(.csv)
- メモ
- Microsoft Excelで保存時のファイルの種類は[CSV (コンマ区切り) (*.csv)]を指定してください。
- メモ
記述説明
➊識別情報
差分インポートの場合は、1行目に以下の識別情報を記述します。全件インポートの場合は、記述しません。
-
#差分インポート用フォーマット/format for differential import
➋フィールド
列の定義を記述します。先頭文字に「#」を付けます。
差分インポートの場合は、2行目に記述します。全件インポートの場合は、1行目に記述します。
- 1列目:「email」と記述します。
- 2列目:「tag」と記述します。
- 3列目:「permission」と記述します。
➌ユーザデータ
ユーザデータを入力します。契約ユーザ数から管理者ユーザを差し引いた人数分の行数まで記述できます。
差分インポートの場合は、3行目以降に記述します。全件インポートの場合は、2行目以降に記述します。
- 1列目:メールアドレスを記述します。
- 2列目:タグ名を記述します。
- メモ
- 文字数は最大30文字です。50,000種類までの固有のタグ名を登録できます。
- タブ、改行文字およびその他の制御文字は記述できません。
- 3列目:グループリーダに設定する場合に「1」を記述します。一般ユーザに設定する場合は、なにも記述しません。
- メモ
- 管理者ユーザに設定することはできません。
- 重要
- 差分インポートで「削除」を指定する場合は、すべてのユーザデータで1~3列目の情報がユーザ管理画面上の情報と一致している必要があります。ひとつでも不一致があるとインポートできません。